浦安の住宅 改修｜天井高さと光の変化で空間を仕切る

L型の大きなリビングに、半円形の小空間が付随する形としています。L型のリビングは、中央部分のみを吹抜けとすることで、L型を３つの空間に分割しています。

付随する小上がり部分は元々天井高が高い部分でしたが、天井を下げ、さらに床を上げることにより、意図的に気積の小さな空間としています。大小空間を並置することで、空間の抑揚を作っています。

南側の小上がり部分の壁面には乳白色の遮熱シートと、ガラス面への遮熱フィルムを併用することで、日射による熱貫入を制御しながらも、最大限の採光を意図しています。