東京都中野区のメディカルビルの新築事例です。1階に薬局、2〜3階にクリニック(診療所)の入居が前提のプロジェクトとして、取引実績のある工務店様からご紹介いただきました。工事費予算が限られていたなかで、標準的な仕様の範囲内で要求される機能を成立させるための設計支援を実施した事例です。
office EAは、医療機器のための電気容量などクリニック特有の仕様が求められる中、限られた予算内でVEを実施しながらテナントの要望を叶える設計を実現。前面道路からの視認性を上げるための斜めの壁や共用部の内装など、訪問者の印象を左右する部分に予算を割り当てることで周辺物件との差別化を図りました。
プロジェクトのポイント
- 限られた予算内で、クリニックビル特有の要求を費用対効果の高いデザインで実現
- ゼネコンから依頼を受け、赤字見込みだったプロジェクトをコスト設計によって黒字化
- 目を引く斜めの壁を予算UPせずに実現することで、前面道路からの視認性を向上
- 訪問者の印象を左右する部分に予算を割り当て、付加価値の向上に貢献
東中野メディカルビルの写真
東中野メディカルビルの建築概要
所在地 | 東京都中野区 |
用途 | 診療所 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 3階建 |
敷地面積 | 約261㎡ |
延床面積 | 約485㎡ |