保育園を運営しながら、園舎の建て替えを実施した施設です。

老朽化に伴い園舎の建て替えをご要望でしたが、既存園舎を取り壊すと保育園の運営ができません。そのため、敷地内に仮園舎を設置のうえ、園舎の一部を解体し、保育園の運営を止めずに段階的に建て替える計画としました。園舎と園庭の配置計画を工夫することで、運営を継続しながら建て替える計画を実現しています。

室内は、各年齢の保育室の間に創作室を設けることで、部屋を越えて異年齢の交流ができるようにしました。創作室を保育室とは別に用意することで、片付けや移動が楽になりました。

プロジェクトのポイント

  •  運営と建設のスケジュールを調整し、スムーズな園舎建て替えを実現
  •  保育園運営を敷地内で継続することで、移転の費用や煩雑さを軽減
  •  既存樹木を活かした広い園庭に、長いウッドデッキを使って全室からアクセス可能
  •  効率的な動線とすることで、保育士の負担軽減を実現

明徳そでにの保育園の写真

明徳そでにの保育園の建築概要

所在地千葉県習志野市
用途保育園
構造鉄骨造
階数2階建
敷地面積約3,000㎡
延床面積約980㎡